
前回のこの記事で体の使い方には決まったセオリーが実はあるんですよ!とお話ししましたが
今日は体はそれぞれの部位によって役割が違うというお話
前回の話でも
私の母がばね指になった例を出しましたが
ばね指っていわゆる
「指の使い過ぎで起こる指の腱鞘炎」
ばね指と診断されてお医者さんには手術しかないですねって言われた~と母から報告を受けて
え?それって指に負担をかけすぎる体の使い方してるだけじゃないの?
と思った私
母はガーデニングが好きでたくさん土の入ったプランターを運んだり、キッチンの戸棚の上にあるお鍋をもったりするんです
で、年のくせにそんな重いもの持つから指に負担がかかったんだよ!
ではなくてですね(笑)
ものを持つときの上半身の使い方が悪いんですよ
指の役割とは…
本来は細かい動きをしたり物をつまんだり、握ったり、本当に繊細な動きをするのが主な役割
直接、指に触っても分かるように筋肉はありますが薄くて小さいですよね
ということは力を入れていい部分では本来ないんです
指というのは
かぼそくて繊細で、でも細やかに気がまわるタイプの部位。決してパワーで勝負!!ではない
…で上半身でパワーを担うのは
実は肩甲骨のまわりの筋肉
ここがちゃんと働いてくれないから指ががんばらなきゃいけない事になるんです
なので私が母に言ったのは
肩甲骨まわりを使えるようにしましょう
肩甲骨を自分で動かせる?
肩甲骨のまわりの筋肉使えている気がする?
とそこの動かし方を母にレクチャーしたんです
重たいものを持つときに手の指はあくまでも添え木。なのに指だけで重たいものを持とうと動作を繰り返すので
それがコツコツ指の筋肉に負荷がかかりばね指になったんだと思います
指は本来、重たいもの支える仕事をするところではないから
…で指導した体操を自主練習でやった結果
うちの母は手術する必要なく、ばね指の主症状はなくなりました
ばね指の原因がすべてこれだけか?は分かりませんが、どちらにせよ指に過剰に負担がかかっている状態なのは確かです
例えばロッククライミングとかそういうものでわざと?あえて?指に負荷をかけ、ぶらさがればもちろん負荷も大きいでしょう
でも人間の体は普通に生活するには耐えられる力や柔軟性は持ち合わせているので
ロッククライマーとかではない一般人が何か異変が起こるという事は何か間違った使い方しているという事です
だからどこかの部位に必要以上の負荷がかかるような仕事、趣味を継続している人以外で
日常生活を送っているだけなのにどこか体に不調がある人は体の使い方を見直せば大抵の不調はなくなりますよ。
今回はばね指を例に出しましたが、赤ちゃん抱っこ期にでやすい腱鞘炎も一緒の仕組み。
赤ちゃんを抱っこする機会が多いけれど、手だけで赤ちゃんを支えようとすると腱鞘炎になりやすいです。
全ては体の使い方次第、それが腰痛や肩こり、首こり、膝が痛いなどは自分で治せるよという理由です。
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